銀座の一角、ニューウェーブ

4月4日に開業した「MUJI HOTEL GINZA」へいってみた。

一階は「食のフロア」。食料品や東京土産のようなグッズが並んでいる。冷凍食品や、産直の野菜たちも並んでいた。

そして入って左手にはにベーカリー。そんなものがあるとも知らず、不意に建物に包摂されてそっと存在する様子には心を打たれた。まあ、買うよね。

時間を区切って製造・販売しているようで、訪れたのは昼下がりだったのにちゃんと買うことができた。ポイント高い。「銀座」ってとても素敵な街だけど、その地に人が根付くことがイメージできないからか、何かを作り出すというよりも、素敵な人々が集まって、素敵なものを売るという印象。なので、そんな中でのベーカリーは予想外でうれしかった。

銀座の中にも、この場所で生まれたものがあって、目の前で作られているんだよと。

ものの裏側のストーリーが求められる時代だ、ここが発信しているものは大きいかもしれない。(まあ、飲食店は全部その場で生まれるものといえばそうなのだろうけど…)


パンの種類はクロワッサン、カレーパン、メロンパン、テーブルロールなどシンプルなもの。でもひとつひとつちょっと一ひねりが加えてあって、メロンパンならレモンピールが入っていたり、練乳クリームを挟んだパンならラムレーズンが入っていたり。さすが無印。


姉と訪れたわけなのだけど、やはり好きな人と、その人も好きなパンを、同じテンションで買うという行為がたまらなく好きだな、と思った。いつまでも「楽しかったな」という感情が残っているので。

ぞえぱん

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